土圧シールド工法は一般的に、シールドマシーンからの掘削土砂を塑性流動化(泥土化)し、それに所定の圧力や気泡等を加え切羽の安定を図り、地山の掘削土を塑性流動化させスクリューコンベヤにより排土量調整によりチャンバー内の圧力を調整し掘削する工法です。
大深度(立坑内)から連続的に大量に送られてくる掘削土砂/礫等を地上に垂直搬送する装置です。
本システムの最大の特徴は、フレックスベルト(TCクリート付)という波桟と横桟で箱型に区切られた、特殊なコンベヤベルトと独自の駆動方式を採用したことにより高揚程(32m~130m以上)、搬送能力 1,300t/h 以上の搬送が可能となりました。
また、揚程部の機器構成の約90%以上は往復するコンベヤベルトだけである為、機器構成部品数が非常に少なく、メンテナンス性も考えた構造となっています。