Civil Engineering
土木事業

Plant Management
System
プラント管理/遠隔制御システム
シールド工事分野

概要

弊社では、プラント管理の省力化に向けて、各種の管理システムをご用意しております。

設備概要

自動泥水管理システム

各処理装置をユニット化し、一元のシステムとして構成し、各計装装置による泥水の管理を中央制御室にて集中管理できるシステムです。

システムの特徴
1.監視
泥水処理プラント全体を処理フローに基づいて分かり易くモニター画面に表示することにより、各機器の運転状況やタンク内泥水の液量・比重を一目で把握可能です。

2.運転操作
一次処理や主要な移送ポンプをボタン1つで運転することが可能です。また、液量等の設定により、自動で泥水を移送することも可能です。

3.警報
各機器に異常が発生した場合、モニター画面上の表示とブザー警報により、オペレーターにお知らせします。また、発生日時・復帰日時を履歴として残します。

4.泥水調整(液量・比重の調整)
液量・比重の調整は、従来オペレーターの経験や勘で行われてきました。当システムでは、基本設定値を入力するだけで、タンク内の泥水性状から最適な移送量を計算し、各移送ポンプとバルブを自動調整することにより、設定した液量・比重に調整します。従って、どなたでも簡単に管理が可能です。

5.薬品添加量調整
二次処理で使用するPAC等の薬品添加量を泥水比重と設定値から算出し、最適な流量で自動添加します。泥水比重の変化にも対応可能なため、無駄な薬品の使用を防ぎます。

6.データー収集
機器の稼動状況や薬品使用量等のデーターを日報や月報で出力することが出来ます。これにより、各処理の高効率化や薬品の補充タイミングの把握など、泥水処理プラントの管理に役立てることが出来ます。

安定泥水連続供給システム

長距離施工のシールド工事に対応すべく開発されたシステムです。
これにより、現場の作業効率を確保し、コストダウンが図れるようにシステム化されています。

システムの特徴
1.効率化
バイパス送排泥移送時間を利用し、作業効率の良い泥水調整を行います。

2.工程時間の管理
泥水調整時間及び攪拌安定時間をリアルタイムに管理します。

3.安定泥水の供給
配管ライン上で、泥水調整を行うことにより省スペースで連続的に安定した泥水を供給します。

4.計測制御機器の導入
管内自動泥水調整に必要不可欠な計測制御機器(流量計・密度計)を導入し、オンライン上で連続的に泥水性状の調整を可能にしました。

5.単独バイパスでの砂分回収
流体輸送設備に頼らず、泥水処理プラント単独でのバイパスを行い、処理設備内に残留している砂分などの回収を行います。

6.合理化
処理泥水の移送途中に調整が完了するので、余計な調整時間が必要ありません。これにより、高速施工による施工時間の短縮にも対応ができます。

7.一元管理
泥水調整の自動化を含む、プラントの運転管理をはじめ保守管理、設定値の変更などを中央監視制御モニターで効率的に行えます。

8.二次サイクロン
振動篩と一次サイクロンを通過させ、砂分を回収してきた従来システムに、さらに微砂分を回収する二次サイクロンを導入。泥水性状の良液化を実現しました。

9.自動管理
掘削状態に合わせて処理プラントを運転し、処理の効率化を図れるよう自動管理を実施します。

遠隔制御メンテナンスシステム

プラントの制御に不可欠な監視用パソコンやシーケンサーの遠隔監視をするシステムです。
電話回線やPHSを用いてリアルタイムで稼動状況や異常発生状況の監視を行い、弊社のパソコンと現場のパソコン又は、プログラマブルコントローラを接続することで、現場へ出向することなく現場の状況を監視・対応することが出来ます。

システムの特徴
1.特別な工事は不要
電話回線さえご用意頂ければ、後は弊社で施工を行い、特別な工事は不要です。

2.PHSによる遠隔監視
電話回線がご用意出来ない場合は、PHSによる無線での対応を致します。

3.迅速な対応
このシステムにより、制御プログラミングの変更や異常発生時の現地出向は必要ありません。

4.コスト削減
このシステム対応により現地出向が減少し、費用削減並びに時間の効率化を図れます。

5.リアルタイムで遠隔監視
電話回線を接続することで、プログラム上のプラント稼動状況や異常発生状況がリアルタイムでモニタリングされます。

6.監視カメラによる遠隔監視
プログラミング上でのモニタリング同様、監視カメラによるプラントの稼動状況や異常発生状況がリアルタイムでモニタリングでき、特に監視箇所の異常発生時には迅速な対応ができます。