Environment
環境事業

Contaminated Soil
Purification Treatment System
汚染⼟壌浄化処理システム
浄化分野

概要

現地で、掘削した汚染土壌を洗浄・分級すること(オンサイト処理)で、大きな粒子の礫や砂と汚染物質が吸着している微細粒子のシルト粘土に分ける土壌浄化工法です。


オンサイト(原位置)で処理を行うことで、
  1. 二次汚染の発生を最小限に抑えられる
  2. 廃棄物発生量を最小限に留められる

環境にやさしい処理システムです。


また、当システムは浚渫工事における汚染底泥の処理にも対応可能です。

主な特徴

設備概要

土壌洗浄分級設備[ 標準タイプ ]/主要機器の構成

  1. ベルトフィーダー
    土壌を定量的に安定供給する。
  2. 解泥装置
    砂や礫の表面に付着した粘土分を洗い落とし、粘土塊を水に溶け込ませる。
  3. 一次・二次分離装置
    [⼀次分離]
    1〜100mmの砂礫を洗浄・分級し回収する。
    [⼆次分離]
    下段:0.5〜1mmの砂を洗浄・分級し回収する。
    上段:0.075〜0.5mmの細砂を分級し回収する。
  4. 湿式サイクロン
    遠心力により細砂とシルト粘土を分級する。
  5. 凝集沈殿装置
    洗浄排水を上澄水とスラッジに分離し、シルト粘土分を濃縮する。
  6. 圧搾式フィルタープレス
    スラッジを脱水しシルト粘土をケーキ状にする。

土壌洗浄分級設備 [ ユニットタイプ ]/特徴

  1. ユニット化により、設置・解体期間短縮、移設も容易。
  2. コンパクト化・ブロック構造により、省スペース・大容量処理が可能。
    【基本処理量 20t/h】 【設置スペースは、W17,700×D13,000×H9,000】
  3. 標準セット化により、低コストを実現。